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【1P目】
主人公「何かいい求人、ないかなあ」

主人公「『有限会社子持ポークスワイン』・・・養豚かあ」
「動物、いいかもな。学校では飼育委員だったし。それとは違うのかもしれないけど・・・」
「未経験でも大丈夫かな。大変じゃないかな・・・」
「うーん、考えてても仕方ないから、一度見学させてもらおうか!」

代表「こんにちは。代表の池田です。ようこそいらっしゃいました」
主人公「こんにちは。よろしくお願いします」

代表「さっそくですが、豚舎のほうをご覧になってください」
主人公「豚さんのいるところですね。はい!」

主人公「うわあ!たくさんいますねえ!どれくらいいるんですか?」
代表「この養豚場全体では7000頭くらいです。もうひとつ拠点があって、そちらにも同じくらいいます」
主人公「すごい!!」

【2P目】
代表「弊社は、先代が母豚1頭から養豚を始めました。それが、母豚150頭→500頭→1000頭と増えてきました」
主人公「へー!!これだけたくさんいたら、仕事は大変なんでしょうねえ」
代表「いえいえ、全然そんなことはありませんよ。大変ではありませんよ」
主人公「ほんとですか?」

代表「ほら、見てください。自動でエサをあげるようになってるんです」
主人公「え!そうなんですか!」
代表「人間のやることといったら、ボタンを押すことくらいです」
主人公「へえ~!!」

代表「エサやりや糞尿の処理については、もはや昔のような重労働ではなくなりました。だからここの仕事は女性でも十分できるんですよ」
主人公「楽になったんですねえ」
代表「そうです、私は、自動化には投資を惜しみませんから。従業員の皆さんに、笑顔になって欲しくてね」
主人公「いやあ、従業員思いなんですね」

【3P目】
代表「重労働から解放されたぶん、私たちは豚を観察することに時間を使えるようになりました」
主人公「なるほど」

主人公「あれは何を?」
代表「消毒です。清潔に保って病気を防ごうということです。病気になってから薬を使うよりも、病気を予防したほうが、低コストですからね」
主人公「そういうことですか!」

代表「我々の仕事は、豚にとっていい環境を作ることなんです。そうして豚を笑顔にすれば、利益も上がるというわけですよ」
主人公「あはは」
代表「『地域で一番笑顔を作る企業』がモットーなので」

代表「こちら、妻です」
主人公「あ、どうも」
奥様様「見学して、いかがでしたか?」
主人公「思ってたのと、だいぶ違いました。もちろんいい意味で!」

【4P目】
代表「ええ。昔とはだいぶ違います。弊社は積極的に自動化を進めていますから」
代表「そのおかげもあって、ほぼ残業ゼロです」
主人公「え!そうなんですか!」

代表「1日の流れは、朝の8時半の朝礼から始まって、午前中はエサをやったり出荷作業をしたり、休憩を挟んでワクチンや移動の管理をします」
代表「昼休みを挟んで午後にはまたエサやり、消毒、豚舎の管理などをして、休憩を挟んで見回り、人工授精などの作業・管理。そして17時半には終礼をして退社──これが典型的な1日です」
主人公「じゃあ、6時頃には家に帰れそうですね」
代表「そうです。そのあとは一杯やるもよし、好きに過ごせます」
代表「ただ、豚に被害が及びそうなトラブルが起きた場合には、緊急対応で遅くなることもあります。ごくたまにですけど」
主人公「そこは最優先ですもんね」

主人公「自分、養豚は未経験なんですけど、大丈夫でしょうか?」
代表「もちろん!むしろ大歓迎ですよ!」
主人公「じゃあ、ぜひこちらでお世話になりたいです!」
代表「そうですか!ありがとうございます!一緒に頑張りましょう!」

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